TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道
■『TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道』(Diamond basic杉村 太郎 (著))
当ブログで最初にご紹介する1冊が、『TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道』となったのには、いささか説明が必要かもしれません。この本は、英語の参考書でもなければ問題集でもありません。あくまで、『英語を勉強する方法』を紹介した学習戦略本なのです。
■あの杉村太郎氏の英語本!
この本は、著者である杉村太郎氏が、自分自身が留学のために行ったTOEFLの勉強法を公開したものです。杉村太郎さんといえば、就職活動本としてはあまりに有名な『絶対内定 』シリーズの著者であり、近年、ハーバード大学ケネディスクールに留学した経験を活かし、国内で独自の英語学習塾を展開されている方としても有名です。
■その精神の強さがまずすごい!
彼の一番の主張は、目標スコアに対する執着心を維持すること、と言っていいでしょう。スコアアップを獲得するまでには、学習者は何度か苦痛を感じる時期を伴うものですが、彼は著書の中で、『魂をこめて勉強を続ける』ことで成功を勝ち取ることの大切さを繰り返し説いています。自分の英語学習に自信をもてなくなったとき、この本を読んで勇気付けられた読者は少なくないでしょう。
■語彙とリスニングが特に大事!
彼は、英語の語彙力をとても重視しています。そして、彼自身がどのようにして平均1万語と言われるTOEFL250点水準の単語力を手に入れたのか、ノウハウを余すところなく公開しています。忙しい中で時間を捻出し、英単語をまるでスポーツのように体に覚えこませていった体験談は、彼のキャラクターを象徴するシーンと言えます。
また、リスニング力の向上が他のセクション攻略の鍵であると断言。各セクションの攻略法を実際に使用した問題集の実名を挙げて紹介しています。また、それぞれの問題集を、どの順番でこなしていくかまで解説してあるので、勉強法の羅針盤として多くのTOEFL受験者が支持しているのもうなずけます。ところで、この本の題名には「TOEIC900点」という文言がありますが、彼が目指していたのはあくまでTOEFLであり、TOEIC対策に対しては多少、省略しすぎの感はいなめません。
■総評 ★★★★
さて、総合得点は星4つにしました。ちょっと厳しいかな、と思いますが、最後に1点減点した理由を述べたいと思います。1つは、紹介されている問題集の中には『少し古い』と感じるものがあることです。別に悪い問題集ではないのですが、英語の問題集は日々良書が出てきており、非常に売れている本でありながら、そこがフォローされていないのです。(この点に関しては、当ブログで今後、良書をご紹介してまいります)
もう1つは、『たった3ヶ月でスコアアップ』という謳い文句が現実離れしている点です。これは著者ほどの特別な精神力(?)を持った人でなければ不可能な期間だと思います。やはり、英語学習者は、少なくとも1年単位での計画を立てるべきだと思います。
■興味をもたれた方は、こちらをクリック!
『TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道』(Diamond basic杉村 太郎 (著))
それから、TOEFL語彙力UPには、『TOEFLテスト英単語3800TOEFLテスト大戦略シリーズ』も有名です。こちらもチェックしてみてください!
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